静岡県剣道連盟剣道学科問題

静岡県剣道連盟錬士・教士選考審査会学科問題について
指導法は実技にかえて学科として下記問題を出題します。(1問につき概ね300字程度とします。)
錬士・教士共通学科問題

○剣道
全日本剣道連盟制定「剣道指導の心構え」を述べなさい。

○居合道
県剣道連盟、居合道指導上の「重点事項」の概要と「重点事項」5項目を書きなさい。

○杖道
県剣道連盟、杖道指導上の「重点事項」の概要と「重点事項」5項目を書きなさい。

☆参考資料
剣道は平成19年3月14日制定(全日本剣道連盟)剣道指導の心構え、居合道は静岡県剣道連盟居合道指導上の「重点事項」、杖道は静岡県剣道連盟杖道指導上の「重点事項」 

四・五段審査会の学科問題(平成22年度作成)
四・五段の問題は共通とし、下記3問のうち当日2問を出題します。(解答は一問につき概ね300字程度とします)

○剣道
@「指導者としての心構え」について述べなさい。
A日本剣道形を実施するときの留意点について書きなさい。
B審判員の心得(一般的要件及び留意事項)について述べなさい。

○居合道
@居合の極意について、説明しなさい。
A気位について、説明しなさい。
B居合における間について、説明しなさい。

○杖道
@杖道の特徴について説明しなさい。
A形の効果について、説明しなさい。
B杖道と礼儀について説明しなさい。

☆参考資料 剣道は全日本剣道連盟発行剣道学科審査の問題例と解答例」、居合道は静岡県剣道連盟発行「剣道教本」、杖道は静岡県剣道連盟発行「剣道教本」及び全日本剣道連盟発行「日本剣道形解説書」

剣道三段学科問題
1全日本剣道連盟制定の剣道修練の心構えについて述べているが(   )内に正しい語句を記入しなさい。(20点)
剣道を正しく(   )に学び(   )を錬磨して(   )なる(   )を養い、剣道の特性を通じて(   )を尊び(   )を重んじ(   )を尽くして常に(   )につとめ、以って(   )を愛して広く人類の(   )に寄与せんとするものである。

2三殺法についての記述であるが(   )内に正しい語句を記入しなさい。(20点)
○相手を制するための手段として、相手の剣(   )(   )を封ずることを三殺法という。
○剣を殺す 相手の剣を(   )え、(   )うなどして、剣の働きを制する。
○(   )を殺す 先手、先手と(   )め、相手に(   )を仕掛ける余裕を与えない。
○(   )を殺す (   )で相手を(   )し相手が攻撃しようとする機先を制する。

3「剣道試合、審判規則」第12条の「有効打突」について記述であるが、(   )内に正しい語句を記入しなさい。(20点)
有効打突は(   )した気勢、(   )な姿勢をもって、竹刀の(   )で打突部位を(   )打突し(   )あるものとする。

4打突の機会を五つあげなさい。(20点 記述式)

5日本剣道形についての記述であるが、(   )内に正しい語句を記入しなさい。(20点)
○太刀の構えは(   )の構え、(   )の構え、(   )の構え、(   )の構え、(   )構えの五つがある。
○足の運びは原則として(   )する時は(   )から、後退する時は(   )から動作を起こす。
○3本目の打太刀は機を見て(   )を仕太刀の(   )に向け、右足から(   )踏み込み、(   )で(   )ながら諸手で仕太刀の(   )を突く。
○打突した際は(   )を残さず(   )に伴って引きつけて(   )が広くならないように下腹に力をこめ(   )を入れて打突する。

6打込み稽古と掛り稽古の違いを簡単に述べなさい。(20点 記述式)

7「残心」について簡単に説明しなさい。(20点 記述式)

8「試合の目的・効果」について述べているが、(   )内に正しい語句を記入しなさい。(20点)
試合とは、日頃の稽古で修練した(   )、気力、体力、(   )などを十分に発揮し、勝敗の(   )をとおして日頃の稽古内容を(   )し、今後の剣道の(   )を探求することである。

☆参考資料 静岡県剣道連盟発行「剣道教本」、全日本剣道連盟解説書、全日本剣道連盟発行「剣道学科審査の問題例と解答例」、全剣連発行「剣道講習会資料」

剣道二段学科問題
1試合の目的について述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(40点)
試合は技能の(   )と人間性の(   )にある。試合の(   )は立派な試合を行なうことと勝つことであるから、勝つための周到な(   )と節制ある生活とが大切である。
(   )を目的に行なう剣道であるから、勝っておごらず負けて卑屈になることなく、勝負を離れて試合内容の充実をこそ重視して、(   )両面の進歩向上をはかることが必要である。勝った事を誇るよりも負けた試合を(   )して、自己の(   )を矯正し進歩の具とすべきである。

2足の運び方について述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
打突には(   )と言うことを第一に心がけなければならない。一打突にはかならず両足共に(   )又(   )することが常法である。足のともなわない打突は、特別の場合を除いては、充分な打突とならない。足の進め方は後足で(   )前足を進め、同時に後足を進めるのが常法である。

3切り返しについて述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
切り返しは、身体手足の動きを柔らかく、(   )の動きを巧妙に、進退の動作を早くし、間合を(   )に知ることができるとともに、(   )・(   )を養い、(   )一致の技を修錬するものである。

4手の内について述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
手の内とは(   )、(   )、相手の打突に(   )、切り落として、すぐに加える攻撃にも生き生きと自由に刀が使えるように刀を持っている。その(   )を手の内という。

5一足一刀の間合について述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
一般的には、双方が向かい合ったときの距離、間隔をいう。相手と剣をとって対したとき、一歩(   )、相手を(   )することができるが、一歩(   )、相手の打突をはずすことができる。いわゆる(   )に強く、(   )にも強いものでなければならない。

6引揚げについて述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
引揚げとは、打突後に(   )を示さず、構えを(   )、気勢を(   )、試合を(   )する行為である。

7日本剣道形の効果について述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
剣道形の(   )な技、即ち抜き技、すり上げ技、返し技、うけ流し技、などの(   )やその他の効果を併せて(   )、これを(   )に応用し、変化活用できるまで稽古すれば、形の効果は、すこぶる(   )のである。

8日本剣道形太刀の形の二本目について述べているが(   )内に適当な言葉を入れなさい。(20点)
打太刀、仕太刀(   )で、お互いに右足から進み、間合に接したとき、機を見て仕太刀の(   )を打つ。仕太刀は、左足から右足をともなって左斜め後ろにひくと同時に、剣先を下げて、打太刀の刀の下で(   )をえがく心持ちで打太刀の打ち込んでくるのを抜いて、(   )右足を踏み出すと同時に打太刀の右小手を打つ。打太刀は左足から、仕太刀は右足から十分な気位で(   )ながら、相中段になりつつ、刀を抜き合わせた位置にもどり、剣先を下げて、元の位置にかえる。

☆参考資料 静岡県剣道連盟発行「剣道教本」、全日本剣道連盟解説書、全日本剣道連盟発行「剣道学科審査の問題例と解答例」、全日本剣道連盟発行「剣道講習会資料」

剣道初段学科問題
1全日本剣道連盟制定の「剣道の理念」を記せ。(記述式20点)

2全日本剣道連盟制定の「剣道修錬の心構え」について空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各4点・20点)
剣道を正しく学び、心身を練磨して旺盛なる(   )を養い、剣道の特性を通じて(   )を尊び、(   )を重んじ、(   )を尽くして常に自己の修錬につとめ、以って、国家社会を愛して広く人類の(   )に寄与せんとするものである。
語群 礼節・相手・気力・信義・平和繁栄・克己・誠・忠誠

3中段の構えについて空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各4点・20点)
中段の構えは、剣道基本の構えであり、相手を(   )にも、自分を(   )にも、相手の(   )に応ずるにも都合のよい、いわゆる(   )の構えで、もっとも(   )な構えである。
語群 自然・変化・守る・正しい・攻める・勝つ・攻防自在

4切り返しの意義について空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各4点・20点)
切り返しは、(   )の動きを柔らかく、(   )の動きを巧妙に、進退の動作を早くし、(   )を正確に知ることができるとともに、(   )を養い、(   )の技を修練するものである。
語群 間合・手の内・気剣体の一致・体力気力・身体手足・勝つための

5気剣体一致について空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各5点・20点)
気とは、心の(   )を言い、剣とは、剣の(   )を言い、体とは、身体の(   )をいう。この三つが一瞬の間に、正しい状態で、一致して活動することが(   )の根本である。
語群 有効打突・運用状態・行動状態・活動状態・試合・心気力の一致

6一足一刀の間合について空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各5点・20点)
一足一刀の間合とは、一歩(   )相手に打突を与え、一歩(   )相手の打突をはずすことができる。いわゆる(   )に強く、(   )にも強い基本的な間合である。
語群 攻め・技・攻めれば・守り・退けば・中結い

7残心について空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各4点・20点)
残心とは、相手を(   )した後でも心を緩める事なく、相手に(   )、(   )を示し相手の(   )に対してそれを(   )事のできる心の用意。
語群 制する・動作・打突・威圧・心構え・身構え

8有効打突について空欄に最も適する語句を下記の語群より選択し記入しなさい。(各5点・20点)
剣道試合・審判規則第12条に定められている、有効打突とは(   )、(   )をもって、竹刀の打突部で打突部位を(   )打突し、(   )あるものとする。
語群 適正な姿勢・残心・充実した気勢・刃筋正しく

9日本剣道形の重要性について(   )の中に適切な言葉を入れなさい。(各5点・20点)
日本剣道形は、剣技のもっとも大事な(   )を示すものであり、術技の(   )ともいえるものである。剣技の上達につれ(   )をより深く理解し、(   )と併行して剣道形を稽古することが望ましい。

10日本剣道形の一本目について(   )の中に適切な言葉を入れなさい。(各4点・20点)
日本剣道形の一本目の打太刀は(   )にて間合に接したとき(   )をみて右足を踏み出し、仕太刀の(   )を打つ。打ち下ろした剣先は(   )よりもやや(   )なる。

☆参考資料 静岡県剣道連盟発行「剣道教本」、全日本剣道連盟解説書、全日本剣道連盟発行「剣道学科審査の問題例と解答例」、全日本剣道連盟発行「剣道講習会資料」

剣道級位(3級・2級・1級)審査について(木刀による剣道基本技稽古法の導入)
概要 平成18年度から剣道級位審査に従来からの実技(切り返し・地稽古)に加え、実技合格者に木刀による剣道基本技稽古法を課し、合否判定を行うこととしました。
審査
順序
1 実技  1級・2級(切り返し・地稽古) 3級(切り返し、基本打ち:面→小手→胴→小手・面)
2 木刀による剣道基本技稽古法
※「木刀による剣道基本技稽古法」は実技(切り返し・地稽古/基本打ち)合格者について行います。
「木刀による
基本技
稽古法」審査要領
1目的
 「竹刀は日本刀」であるとの観念を理解させ、かつ木刀の操作によって剣道の基本技を習得させ、更に応用技への発展を可能にさせると共に日本剣道形への移行を容易にさせることを目的とします。

2受審対象者
 実技(切り返し、地稽古/基本打ち)合格者とします。

3 審査対象技
  木刀による剣道基本技稽古法は下記の中から審査当日3本を指定して実施する。
    3級は基本1〜基本4
    2級は基本1〜基本6
    1級は基本1〜基本9
  
4服装等
 (1)服装−剣道着、袴に垂れを装着した服装とします。
 (2)木刀−受審者の技量、体格に応じたものとします。

5実施要領
 (1)2名1組で、審査員に向かって右側の者を「元立ち」、左側の者を「掛り手」とし、指定された基本技を「掛り手」が全て終了した後、「元立ち」「掛り手」をその場で交代し、同様技を実施します。
 (2)1回の審査は、原則として3〜4組とします。
 (3)立会前後の座礼は、あらかじめ待機場所に於いて実施します。
 (4)立会人の号令(正面に礼、始め、基本1、基本2等)で実施します。
 (5)事故防止に充分配慮し、場内を広く確保します。

6審査上の着眼点
 (1)構え
   ア中段の構えは正しいか。(左こぶしの位置、剣先の高さ)
   イ構えのとき方、相手の膝頭から3〜6cm下で下段の構え程度に下がっているか。この時、剣先は相手の体からややはずれ、刃先は左斜め下を向いているか。
 (2)目付け
    相手の顔を中心に全体を見ているか。
 (3)間合
   ア立会の間合は、およそ9歩の距離で、3歩前進した際と技の終了した時点の間合は「横手あたりを交差」させる間合か。
   イ打突の間合は「一足一刀の間合」で打突しているか。(個人の体格、技量等により若干の差がある)
 (4)打突
   ア充実した気勢で刃筋正しく「物打」で相手の部位を打突しているか。
   イ打突の機会を的確に捉え、気合を込めて打突しているか。
 (5)足さばき
    足さばきは、送り足、すり足で行っているか。
 (6)掛け声
    打突時の「コテ」「メン」「ドウ」の呼称に、元気のある発声をしているか。
 (7)残心
    打突後は、油断なく相手に正対し、充分な残心を示しているか。
その他 「基本技稽古法」が不合格の場合は、次回審査は、「実技」審査から受審することになります。